新人看護師の転職「病棟勤務⇒透析」

新人看護師が「辞めたい」と向き合うガイド【転職という選択】

新人看護師の転職「病棟勤務⇒透析」で気を付けること


透析分野への進路変更
 透析を受ける患者は、なぜ透析に至ったのでしょうか。

それは、腎不全に陥って、尿を作ることができなくなったからです。

 では、なぜ腎不全になってしまったのでしょうか。

糖尿病なのか、IgA腎症なのか、脱水やショック状態による急性腎不全なのか…。
 
 これらの疾患の把握を新人看護師がすることは難しいでしょう。透析では細かくIN/OUTバランスや採血データ、バイタルを観察できなくてはなりません。
 腎不全を起こして透析をしている患者には、起こりやすい病気があります。心疾患や脳血管疾患です。透析中に状態が悪化することもありますね。それらに対する疾患の知識も、対応するスキルもなければなりません。

ナースは仲介役


 透析の機械そのものは臨床工学士が行いますし、治療に関する指示は医師がします。

では、透析室における看護師の役割とは何でしょう?

患者の観察や生活指導だけでなく、患者の悩みや不安を聞いて、できるだけ良い条件で透析を続けられるようにサポートすることです。
 
透析に至る患者は、コンプライアンスの悪い患者が多いです。
だからこそ、透析を食い止めることができなかった訳ですから。

 自己管理の悪さから人工透析になってしまい、挙句に週に3日も病院で拘束されることになってしまうと、さらに患者はイライラを募らせます。逆に透析を始めたのだからと開き直って、栄養指導や服薬指導を守らない患者や、透析からドロップアウトする患者も出てきます。

 長いこと透析をしていると、シャントが詰まって急性閉塞を起こすこともあります。自分の病院でそれらの処置が全てできれば良いのですが、できない場合は即転院をしなくてはならなくなりますので、その手配も必要になります。
 
 これらの患者と、臨床工学士・医師との間に立つのが看護師の役目です。病態の把握に加え、難しい患者対応を迫られます。緊急性もありますので、その時に本を開いて勉強する余裕なんてありません。

対人スキルも必要


 看護としての経験だけでなく、コミュニケーション等の経験も必要になります。その時に、まだ社会人としての経験が浅い新人看護師に対応できるでしょうか?
 
 透析はこれからの時代、さらに必要とされる部署です。一度、透析導入した患者が透析を辞めることができるのは、腎移植に成功した場合か、亡くなった時だからです。それでいて新規導入患者は年々増えますから、看護の中でもニーズのかなり高い部署です。

 高い専門性が求められますから、身に付けるとどこの透析病院・クリニックでも勤めることができます。その分、新人で透析部門に転職する場合には、かなりハードな職場であることも覚悟しましょう。やりがいがあることは間違いありません。

専門分野に特化する働き方もあります

看護師専門求人サイト

>>『看護のお仕事』<<

 

新人看護師の転職パターン

この記事に関連する記事一覧

TOPへ戻る