新人看護師の転職「病棟勤務⇒クリニック」

新人看護師が「辞めたい」と向き合うガイド【転職という選択】

新人看護師の転職「病棟勤務⇒クリニック」で気を付けること


クリニックへの転職について

>>予想外な選択肢がある場合も!<<

 基本的に、新人時代にクリニックへ転職することはおすすめしません。
(※もちろん、看護師一人ひとりで経験や環境は異なるので、一概には言えませんが…)

 なぜなら、クリニックで学べることは、病院にいるときに比べ限られてしまうからです。
 新人で看護技術も一通りこなせない状態でクリニックに転職してしまうと、本当に何もできません。クリニックは看護師の数は5人程度が多いので、即戦力が求められます。注射一つするにもダブルでお願いしますなんて言っていられません。

教育してもらえない


 クリニックは、基本的なことが何でもできるスキルが身についた後で行く場所です。基本が身についていれば、あとはその科・そのクリニック独自のルールや処置を覚えれば済みますから。

 よほどしっかりしたところでない限り、クリニックでは新人教育をほぼしません。できないことを教えて育ててくれると思ってはいけません。できて当然で来る場所ですから、そもそも採用自体が難しいでしょう。
 新人時代の看護師の仕事内容は、ベテランの看護助手やクラークに劣りますから、わざわざ高い給料を払ってまで新人看護師を雇う意味がありません。

 それ以上に、成長の意味で問題があります
病院にいれば、たとえ外来でもいろんな科の疾患の患者が来院します。ですから複数の科の勉強を同時にすることが可能です。

 今の時代、一人の患者がいくつもの病気を抱えているのは当然ですから、幅広い知識と観察力がなければ看護は務まりません。クリニックというのは、たいていは一人の医師が開業するものですから、その医師の専門分野でしか患者を診ないのが一般的です。それでいて、クリニックでは入院による専門的な治療はできませんから、外来で投薬や数日の点滴で治療できる患者しか診療しません。

 診療しないものに看護師が接することはありませんから、クリニックに勤めてしまうと経験がかなり狭まった範囲のものに限定されてしまうことになります。

 いろんな部署を経験してきた後でベテランが勤める分には、全ての経験を活かせるので良いでしょう。しかし、新人でクリニックへ勤めてしまうとそこしか知りません。浅く広くにもならず、「浅く狭く」という悪いところ取りになってしまいます。

将来も見据えて


 これから続く看護師人生で、どこで・どのように働くようになるかわかりません。いざ転職という時に、知らないことの多すぎる看護師は、いくら資格を持っていても良い仕事に巡り合えません。

 資格は極めてなんぼのもの。ただ持っているだけではダメなのです。ですから、最初は辛くて辞めたいと思っても、最低限の基礎を身につけるまでは病棟勤務で頑張りましょう。それでもつらいなら外来に異動してもらったり、配属先を変えてもらったりということを検討してみましょう。

そのうえで、どうしてもクリニックへ転職するとなったら、それによる弊害も受け入れ、自分で意識を高めて学習することが必要ですよ。

気軽な情報収集でもOK!

 

新人看護師の転職パターン

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