先輩看護師が語る新人時代

新人看護師が「辞めたい」と向き合うガイド【転職という選択】

経験10年以上の先輩看護師が語る!~私の新人時代~


先輩から新人への教え

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看護師として働き始めて、2015年4月で14年が経ちました。

自分でも看護師に向いていると思ったことはないし、むしろ全然逆だろうと思いつつ続けてきました。今では10年以上続けられているのだから、これが天職なのかもなという感覚です。

この仕事好きかも(*´з`)


14年の間には総合病院で病棟を2つ・外来を2つ経験し、一般の病院に転職してからはあれもこれもと科を問わず担当するようになりました。今では救急車の受け入れを含め外来業務全般をこなすようになりました。さらにお手伝いで月に2回、全く自分の所属していない病棟でも夜勤をやっています。

今振り返ると1年目の経験もそれ以降も、全ての経験が今の私には必要で、その時その時がむしゃらに前進していたことが成長につながったと思います。

ダメな新人…


私(このサイトの管理者です)の新人時代は本当に出来損ないで、どうしようもないやつでした(笑)私が夜勤をする際には危険すぎて一人でさせられず、秋になってもフォローしてもらう遅番がとれませんでした。明らかに病棟のお荷物・問題児で、それでいて性格は素直じゃないからタチが悪い(笑)

そんな私が、なぜ続けてこれたのでしょうか。それはもちろん、新人時代の先輩方のおかげです。

社会人としての口の利き方やマナーを始め、看護の知識も、技術も。夜勤明けで記録を書いていても、不備があったらまた深夜明けで泣きながらやり直し…ということも数知れず。でもそれを見せてくれたから、やってはいけないことも、責任もって仕事するということも身に付きました。

生徒数40人の専門学校を卒業した私ですが、専門学校時代、常に成績は1位か2位でした。実習も怖い看護師はいましたが大きな問題もなく、学科も全てが順調で卒業時の成績も1位。そして系列の病院ではなく、あえて1年目から地元に戻って自信満々で総合病院に勤めました。
だから、当初は(自分にできないことは誰がやっても大変なことを新人にさせているんだから、遅くなって当然。新人なんだからできなくたって仕方ないじゃん)なんて、今思うととんでもない勘違いをしていました。だから可愛げもなかったし、素直じゃなかったんですね。

ですが、さすがに秋になっても遅番が外れない、毎日帰りが遅くて家での勉強も減らない。(私って出来損ないなんだなあ…)そんな風に認めざるを得なくなりました。

もともと体育会系の人間で、小学生の時から社会人の集まりに顔を出してバドミントンをしていたので、看護師になってもできる限り続けていました。それがストレス発散にもなっていて、社会人としてのあり方もその仲間から教わりました。悩みを聞いてもらって、私に足りないものは謙虚さだと気付きました。
でも、いきなり素直に、謙虚になるって難しい。でも口ごたえを少しずつ減らし、何かあった時は、それを自分の責任と考えるようになりました。

新人が提出する勉強やその日の反省レポートは、秋にもなるとなくなります。それなりに成長しているのと、先輩がチェックするのが負担だからです。ですが、できない自分を受け入れた私は提出しないけれど勉強リストを作り、自己学習を続けました

別に明日提出するものでも担当するオペ患者でなくても、まずは自分に関係しそうでかつ足りない勉強をコツコツ続けました。コツコツ勉強することは嫌いではないので、脳外科疾患の数冊の参考書を突き詰めて、自分が納得できる疾患のノートを作り続けました。看護技術の勉強も、自分で一つずつやっていきました。

頑張っても成果はすぐに現れない


勉強ノートをいつも手元に置いているわけではないので、ぱっと何かの処置をするにも「せっかくノートにまとめたのに物品が足りない」そんなこともしょっちゅう。でも、そのゆっくりながらの成長に、周囲は気づいてくれていたんですね。

1年目が終わる頃、私が毎日出勤に持って来る不釣合いなでかいバッグの中に、勉強ノートがあることを病棟で1番発言力のあるベテランさんが気づきました。見せてと言われおずおずと出したら、「あんた頑張ってるじゃん!」と言ってくれました。
同じ職場に配属された同期は、要領の良いタイプの子でしたから、提出することがなくなってからは勉強が止まっていました。それもあり、見えないところで頑張った私の努力が認めてもらえるようになりました

3月は、4月を視野に入れての異動があります。新人と同じ時期に異動を重ねないためです。その時期に来た中堅看護師が、脳外科について不勉強のまま夜勤をやっていたのをみて、そのベテランさんが言ったのは、「○○(わたしの名前)のノートを見せてもらいなさい。すごく勉強してあるから」びっくりしたけれど、本当に嬉しかったですね。

30代後半の人の役に立つものだったのか、本当はわかりません。ですが、そうやって認めてもらえてから、私はもっと勉強が好きになったし、仕事も楽しめるようになりました。そのベテランさんは周囲から恐れられる人だったのですが、頑張っている人はしっかり認めてくれる人だったのです。

あの時、頑張っておいて本当によかった


私の新人時代は、終わるギリギリでようやく出来損ないから抜け出せました。しかし、その仕事に対する姿勢や、忙しくて辛くても勉強を続けるという習慣はしっかり身につき、それが今の私を作っています。

最初が出来損ないでも、今はそこそこやりますよ~。たいていのことはなんとかできるって自信があります。そりゃあいきなりICUにでも配属されたら使い物にはならないでしょうけど、この仕事のスタイルでいけば大丈夫だと思っています。
そんな仕事の土台を作るのが新人時代。だから最初は出来損ないだって、怒られたっていいんですよ。そんな新人だった私だって今や中堅で、偉そうに若手の指導をしているんですから(笑)

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